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「酸素カプセルって本当に効くの?」 整体師が語る“回復との意外な関係”

どうも、天真堂です。


「酸素カプセルって、なんとなくスッキリするんですけど…実際どうなんですか?」

患者さんから、よくこういう質問をされます。


実際、当院にも酸素カプセルの利用希望は多いです。

でも、**“ただ入るだけじゃ効果が薄い”**というのが、僕の正直な感想。


そこで今日は──

「酸素カプセルは何に効いて、どこまでサポートになるのか?」

整体師視点でわかりやすくまとめていきます。






■ 酸素カプセルの仕組みって?



患者さん(40代・女性):

「疲れが抜けないときに入ると、なんか楽になる気がするんですよね」


天真堂:

「その“なんか”をちゃんと説明しますね。じつは仕組みはすごくシンプルなんです」




酸素カプセルとは、気圧を高めた密閉空間で高濃度の酸素を吸収する装置。

ポイントは「気圧を高める」ことで、通常よりも“溶解型酸素”を体内に取り込めること。


通常、酸素は「ヘモグロビンと結合」して運ばれますが、

血中に直接溶け込む“溶解型酸素”は、毛細血管や細胞レベルまで届くと言われています。





■ なぜ“疲労回復”に効くのか?



身体が疲れる=酸素が不足する状態です。

筋肉や脳に酸素が足りなくなると、細胞のエネルギー産生が低下します(ATPの産生減少)。

そこで酸素カプセルに入ると──


  • 組織の酸素濃度が高まる

  • 筋肉や神経の代謝が促進される

  • 乳酸などの疲労物質の分解が進む



結果として、疲労感の軽減・集中力の回復・睡眠の質UPなどが期待できるわけです。




天真堂:

「だから“なんかスッキリ”するのは、ちゃんと理屈があるんですよ。

ただし…“整ってる人”にこそ効きやすいっていうのが本音です」





■ 酸素だけじゃ足りない。“通り道”がないと届かない



ここで整体的視点の話を。


いくら高濃度の酸素を取り込んでも、

筋肉が固まってる・血流が悪い・姿勢が崩れてる状態では、

せっかくの酸素が“目的地”まで届きません。


特に、


  • 首〜胸郭(肋骨・鎖骨)が硬い

  • 横隔膜の動きが悪い

  • 骨盤の歪みで内臓圧迫



こういう構造の詰まりがあると、

血流もリンパも滞って、“酸素を使いきれない体”になります。




天真堂:

「だから、酸素カプセルは“呼吸と循環が通る体”を整えてからが本番なんです」





■ 整体×酸素カプセル=リカバリーの相乗効果



おすすめはこの流れ👇


  1. 整体で身体の詰まり・歪みを解除

  2. 血流・神経伝達がスムーズになる

  3. 酸素カプセルで深部まで酸素をチャージ

  4. 細胞レベルで“治癒のスイッチ”が入る



実際、施術後に酸素カプセルに入ってもらうと、

「いつもより深く寝れた」「翌朝の疲れ方が全然違う」という声が多いです。





■ まとめ:酸素は“補助燃料”。主役はあなたの体




  • 酸素カプセルは“疲労物質の代謝”と“細胞の回復”を助けるツール

  • でも、使いこなすには“体の通り道(構造)”が整っていることが前提

  • 呼吸が浅い・筋肉が硬い人は、まず整体などでリセットを

  • 酸素カプセルは「サボるため」ではなく、「治癒力を引き出すため」に使うと◎

  • 回復力を本気で育てたいなら、“整える+酸素”の合わせ技が一番効く!


 
 
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