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慢性腰痛持ちの人の生活習慣



どうも、天真堂です。


「もう腰痛と一生付き合うしかないんですかね…」

「天気が悪いと腰がうずく」

「定期的にギックリ腰になるからビクビクしてる」


こういった“慢性腰痛”の悩み、ものすごく多いです。

でも、ただ腰をマッサージするだけでは根本的な改善にはつながりません。


今回は、整体師+オステオパシーの視点から、慢性腰痛を改善・予防するための生活習慣を紹介します。

普段のちょっとした意識が、驚くほど腰をラクにしてくれますよ。




■ 慢性腰痛の原因は「腰だけ」じゃない


「腰が痛い=腰が悪い」って思いがちだけど、実際はそう単純じゃありません。


・骨盤のゆがみ

・姿勢のクセ(反り腰・猫背)

・呼吸が浅く体幹が弱っている

・足首や股関節が硬くて動きが悪い

・睡眠の質が低く、回復できていない


こういった全身の使い方や回復力の低下が、腰に負担を集中させているんです。


オステオパシーでは、「体は全体でバランスを取っている」と考えます。

つまり、腰だけをケアしても“全体が崩れていれば”またすぐ戻ってしまう、ということです。




■ 習慣① 座り方を変えるだけで腰は変わる


長時間座る人は、「どう座っているか」がめちゃくちゃ重要です。


× 浅く座って背もたれにもたれる

× 足を組む

× 背中が丸まって骨盤が寝ている


こういった座り方は、腰を“支えるために常に働かせている”状態です。


【正しい座り方】


  1. お尻をイスの奥まで入れる

  2. 骨盤を立てて、坐骨で座るイメージ

  3. アゴを軽く引いて、背すじをスッと伸ばす



これだけでも、腰への負担がグンと減ります。




■ 習慣② 呼吸で“支え直す”体をつくる


腰痛の人の多くが、「呼吸が浅い」という共通点があります。

呼吸が浅いと、横隔膜や腹筋、骨盤底筋などの“体幹を支える筋肉”がちゃんと働けません。


【おすすめ呼吸エクササイズ】


  1. 仰向けで膝を立て、手をお腹に当てる

  2. 鼻からゆっくり3秒吸う

  3. 口から6秒かけて吐く

  4. お腹がふわっと上下するのを感じる



オステオパシーでは、呼吸が整うことで内臓の働き・筋膜のバランス・自律神経の安定にもつながると考えます。

つまり、呼吸は“全体の土台”なんです。




■ 習慣③ 寝具と寝方も“腰に効く”


「朝起きると腰が痛い」って人は、寝ている間の姿勢や寝具も見直しポイントです。


・柔らかすぎるマットレスで腰が沈む

・うつ伏せで寝ている

・仰向けで反り腰になっている


【おすすめの寝方】

→ 横向きで、膝の間にクッションを挟む

→ 仰向けなら、膝の下に丸めたタオルを入れて“腰の反り”を軽減


これだけでも、寝ている間の腰への負担がだいぶ変わります。




【まとめ】


・慢性腰痛は「全身のアンバランス」が原因になっていることが多い

・正しい座り方で、腰の“無駄な頑張り”を減らす

・深い呼吸で体幹の支えを取り戻す

・寝具と寝方の見直しで、回復力を底上げする

・オステオパシー的には「腰を支えている“他の部位”を整えること」が本当の改善につながる

 
 
 

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