肩こりを楽にするオフィスストレッチ
- 整骨院 天真堂
- 5月20日
- 読了時間: 3分
更新日:5月22日
どうも、天真堂です。
「パソコン作業が続くと肩がガチガチ…」
「気づいたら肩が上がってる気がする」
「マッサージしてもすぐ戻る」
こんな“慢性的な肩こり”、仕事中に感じる人も多いですよね。
でも実は、数分のストレッチでも十分に肩こり対策になるんです。
今回は、オフィスや自宅でデスクワーク中でもできる、整体師おすすめのストレッチ3選を紹介します。
オステオパシーの視点も交えて、体のつながりを意識したアプローチでお届けします!
■ 肩こりは「首や肩」だけの問題じゃない
肩こり=肩だけをもむ、という人も多いですが、実際はもっと広い範囲が関係しています。
・猫背や巻き肩で前に引っ張られている
・呼吸が浅くなって、筋肉が酸欠状態
・背中や骨盤のバランスが崩れている
こういった“全身のバランスの崩れ”が、肩まわりに負担を集中させているんです。
オステオパシーでは「肩だけ見るのではなく、全体を見る」ことが基本。
ストレッチも“首から上”だけじゃなく、“体全体のつながり”を意識するのがコツです。
■ ストレッチ①
胸をひらく「巻き肩リセット」
猫背姿勢が続くと、胸の筋肉(大胸筋)が縮んで、肩を前に引っ張る原因に。
【やり方】
両手を背中で組む
肩甲骨をギュッと寄せるように胸を開く
鼻から吸って、口からふ〜っと吐きながら5秒キープ
→ これを3セット
デスクワークの合間にやると、胸が開き、肩の位置も自然に整ってきます。
■ ストレッチ②
耳まわりをゆるめる「首の横伸ばし」
肩こりは、首の付け根や耳の後ろの緊張とも深く関係しています。
【やり方】
イスに座ったまま背すじを軽く伸ばす
右手で頭を左側に倒し、首の右側をストレッチ
反対側も同じように
→ 左右それぞれ10秒×2回
※力でグイグイ引っ張らず、呼吸を合わせてゆっくりやるのがポイント。
このストレッチで、「耳→肩→鎖骨」のラインの詰まりをリリースしていきます。
■ ストレッチ③
背中をひらく「腕クロスストレッチ」
肩甲骨の動きが悪くなると、血流が滞って肩こりが慢性化します。
【やり方】
両腕を前に伸ばして、右腕を左腕の上に重ねる
手の甲同士、または手のひら同士を合わせる
息を吐きながら肘を持ち上げて、肩甲骨の内側を伸ばす
→ 10秒キープ×2セット
デスク作業で固まりがちな背中が、じんわりゆるんできます。
■ ストレッチ中の呼吸がカギ!
どのストレッチも共通して大事なのが「呼吸」。
浅い呼吸のままでは、筋肉が“戦闘モード”のままです。
ストレッチ中は、鼻から吸って、口からゆっくり吐くを意識しましょう。
オステオパシーでは、「呼吸の深さ=自律神経の安定」とされていて、
リラックス状態が整えば、筋肉もよりゆるみやすくなります。
【まとめ】
・肩こりは“肩だけ”が原因じゃない。姿勢・呼吸・体全体の使い方が関係している
・巻き肩・耳の後ろ・肩甲骨の3つのエリアをストレッチするとスッキリしやすい
・呼吸を意識しながら行うと、筋肉がゆるみやすくなる
・オステオパシーの視点では「肩の問題=体全体のアンバランス」から整えていくことが大切
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