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深く息ができると、体も心もラクになる 整体師が伝えたい高齢者のための呼吸ケア

どうも、天真堂です。


「最近、息が浅い気がする…」

「ちょっと動くだけで疲れる」

「夜中に目が覚めて、息苦しいときがある」


そんな声を高齢の方からよく聞きます。

でも、「年だから仕方ない」って思っていませんか?


実は、呼吸の仕方を少し変えるだけで、

体のだるさや気持ちの落ち込みまでラクになるケースがたくさんあるんです。




■ 呼吸が浅くなると、どうなるの?


患者さん(70代女性):

「深呼吸しようと思っても、胸が広がらなくて…最近すぐ疲れちゃうんです」


天真堂:

「それ、呼吸が“胸だけで止まってる”状態かもしれませんね。

本来はお腹まで空気が入る“腹式呼吸”が理想なんですよ」




呼吸が浅い状態が続くと…


・酸素が体に行き渡らず、疲れやすくなる

・自律神経が乱れて、眠れない・イライラしやすくなる

・血圧が上下しやすくなる

・体を動かす気力が減る


つまり、呼吸の質=生活の質そのものなんです。




■ 高齢者はなぜ呼吸が浅くなりやすいの?


・加齢で肺の機能が少しずつ低下する

・背中が丸くなり、胸が開きづらくなる

・運動不足で、呼吸筋(横隔膜・肋間筋など)が弱くなる

・緊張・不安で呼吸が浅くなる


天真堂:

「オステオパシーでは、“体の構造が整えば機能が整う”という考えがあります。

呼吸も、姿勢や筋肉の使い方次第で自然と深くなっていくんです」




■ 無理なくできる!呼吸がラクになる3つの習慣




【1】朝の「お腹ふわふわ呼吸」

→ ベッドの上 or イスに座って、お腹に手を当てて


・鼻から3秒吸う

・口から6秒かけて「ふぅ〜」と吐く

・お腹がふわっと膨らんで、ゆっくりへこむのを感じる


→ 1日3セットでOK。お腹の呼吸を感じるだけで、リラックス効果が高まります。




【2】背中ストレッチで胸を開く


・イスに座って手を後ろで組む

・そのまま胸をゆっくり開く(無理せず5秒キープ)

・3回繰り返す


→ 背中が丸まっていると、呼吸の通り道が狭くなります。

背中を少し伸ばすだけで呼吸がラクになります。




【3】夜の「仙骨あたため呼吸」

→ 仙骨=お尻の中央の骨を温めながら深呼吸


・ホットタオルや湯たんぽを仙骨に当てる

・そのままゆっくり深呼吸3回

・体がポカポカしてきたらOK


→ 寝つきがよくなり、夜中の目覚めが減ったという方も多いです。




■ 「呼吸」は年齢に関係なく、変えられる


患者さん(70代男性):

「体力は落ちたけど、息が深くできるようになったら歩くのがラクになりましたよ」


天真堂:

「そうなんです。呼吸が整うと、全身の血流・代謝・心の安定まで変わってくるんです」


大切なのは、がんばらないこと。

呼吸は“ゆるめる”ことで整っていきます。




【まとめ】


・浅い呼吸は、疲労・不眠・だるさ・気力低下の原因になる

・加齢や姿勢のクセが呼吸を浅くするが、整えることは可能

・オステオパシーでは「姿勢と呼吸の連動」が改善のカギ

・朝・日中・夜の3つの呼吸習慣で、毎日がラクになる

・呼吸が変われば、体も心も、自然と整っていく

 
 
 

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