朝からだるい、寝ても疲れが残る…|整体師が教える自律神経の整え方
- 整骨院 天真堂
- 5月24日
- 読了時間: 3分
更新日:24 時間前
どうも、天真堂です。
「寝ても疲れが抜けない」
「朝から体が重い」
「なんとなく体調がずっと悪い…でも病院では“異常なし”」
そんな“はっきりしない不調”で悩んでいませんか?
それ、自律神経のバランスが崩れてるサインかもしれません。
今日は整体+オステオパシーの視点から、
【自律神経と体調の深い関係】と、
【今すぐできる整え習慣】をお伝えします。
■ 不調なのに“病気じゃない”といわれる理由
患者さん:
「なんとなく調子悪いんですけど、病院では“問題ありません”って言われて…」
天真堂:
「それ、典型的な“自律神経のアンバランス”かもしれませんね」
自律神経は、内臓の働き・血流・ホルモン分泌・免疫など、**「命を守る裏方システム」**をコントロールしています。
つまり、乱れると…
・胃腸の調子が悪い
・手足が冷える
・息苦しい/動悸
・イライラ、不安感
・眠りが浅い
・とにかく“疲れが抜けない”
など、多岐にわたる不調として現れるんです。
■ 自律神経が乱れてるサインとは?
天真堂:
「交感神経(アクセル)と副交感神経(ブレーキ)があるんですが、現代人は“アクセル踏みっぱなし”状態の人が多いです」
以下、要チェック:
・寝る直前までスマホ or PC
・常に忙しく「ホッとする時間」がない
・浅い呼吸、呼吸が止まってると感じる
・ずっと肩や首に力が入っている
・寝て起きてもスッキリしない
患者さん:
「……全部、心当たりしかないです」
■ 整体師がすすめる「1日5分の整え習慣」
専門的に言えば、自律神経の調整には**「副交感神経のスイッチを入れる習慣」**がカギ。
オステオパシーでは、“構造が整えば機能が整う”という考え方に基づき、
まずは呼吸・姿勢・神経反射点にやさしくアプローチします。
【1】仙骨を温める →「副交感神経のスイッチON」
→ お尻の中央(仙骨)に湯たんぽ or ホットタオルを3分
→ ここは副交感神経の中枢。じんわり温めることで“体が休む準備”に入れる
【2】呼吸を「吐く」ことに集中する
→ 鼻から3秒吸って、口から6秒「ふぅ〜」と吐く
→ 胸ではなくお腹が上下するのを感じる
→ 吐くこと=“ブレーキをかける”神経が働く合図
【3】背骨をやさしくゆらす
→ 仰向け or 四つん這いで、背中〜腰をゆらゆら左右に揺らす
→ 背骨まわりの筋肉・自律神経の通り道を“ゆるめる”
→ 呼吸も深くなり、神経が落ち着く
患者さん:
「全部“やさしくて気持ちいい”動きですね。頑張らなくていいのがいいかも…」
天真堂:
「そうなんです。“無理しない”が回復の第一歩。体が“安心した”と感じることが、治癒につながります」
■ 1日5分で「なんとなく不調」から抜け出せる
この3つを朝・昼・寝る前に1セットでもOK。
特に寝る前にやると睡眠の質が劇的に変わります。
自律神経は、あなたが思っている以上に、日常の中で静かに乱れ、
そして整えれば静かに回復していくんです。
【まとめ】
・「朝からだるい」「寝ても疲れが残る」は、自律神経の乱れサイン
・交感神経ばかりが優位だと、体は“休まらない”
・オステオパシーでは「構造を整えて機能を整える」ことが基本
・仙骨・呼吸・背骨へのやさしいアプローチで副交感神経を活性化
・1日5分で「なんとなく不調」は変えられる!
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