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冷え性を改善する整体師の知恵袋

どうも、天真堂です。


「手足がいつも冷えてる」

「靴下を履いて寝ても足先が冷たい」

「冷えすぎて眠れないことがある」


こんな“冷え性”に悩む人、本当に多いです。特に女性だけじゃなく、最近は男性でも増えてます。


今回は整体師として、そしてオステオパシーの視点から、「冷え性ってそもそも何?」「どうすればラクになる?」をわかりやすく解説します。

薬やサプリに頼る前に、“体の機能”を見直すアプローチをしてみませんか?




■ 冷え性は「血の巡り」だけの問題じゃない


よく「冷え=血行が悪い」というイメージがありますよね。

もちろんそれも一因ですが、冷え性の本質はもっと複雑。


・自律神経の乱れ

・内臓機能の低下

・筋肉量の少なさ(特に下半身)

・呼吸が浅く酸素が届きにくい

・姿勢が崩れて血流が偏っている


このように、体のバランスや使い方のクセが冷えを引き起こすことも多いんです。


オステオパシーでは、「構造のゆがみが機能の低下を引き起こす」という考え方があるため、

冷えを改善するには“体の全体を整えること”がとても大切になります。




■ ポカポカ体質に近づく3つのケア法


では、整体師が実際に患者さんにおすすめしている冷え対策を紹介します!




① お腹と仙骨を温める


手足の冷えは「末端」ですが、温めるべきは「体の中心」。

特に有効なのが、「おへそまわり」と「仙骨(お尻の真ん中の骨)」。


・湯たんぽやカイロをお腹と仙骨に当てる

・お風呂にゆっくり浸かって、腰〜お腹をしっかり温める


仙骨まわりには副交感神経(リラックスの神経)が集まっているので、ここを温めると自律神経が整いやすくなります。

リラックス→血管が広がる→巡りが良くなる=冷えが改善するという流れです。




② 足首・股関節の“ゆるめ体操”


関節がガチガチに固まっていると、そこを通る血流やリンパも滞ります。


【足首ゆるめ】


  1. 椅子に座って片脚を持ち上げる

  2. 足首をゆっくり大きく回す(左右10回ずつ)



【股関節ゆるめ】


  1. 仰向けで両膝を立てる

  2. 両膝をそろえて左右にパタンパタン倒す(10往復)



体の“動きやすさ”が出てくると、自然と温まりやすくなります。

オステオパシーでは「動きがある場所に循環が生まれる」とされているんです。




③ 呼吸を深める&内臓のマッサージ


「え、呼吸と冷え関係あるの?」と思うかもしれませんが、

実は呼吸が浅いと酸素が体に届かず、代謝が落ちて冷えやすくなります。


【深呼吸+お腹マッサージ】


  1. 鼻からゆっくり3秒吸う

  2. 口から6秒吐く

  3. 吐きながら、おへその周りをやさしく「の」の字マッサージ(30秒)



内臓の働きが活発になると、体の中心からあたたかさがじんわり広がってくるようになります。




【まとめ】


・冷え性は「体の機能のアンバランス」から起こる

・温めるべきは“末端”より“中心部(お腹・仙骨)”

・足首・股関節を動かして“巡りの通り道”を開く

・呼吸と内臓の働きが整えば、代謝が自然と上がってくる

・オステオパシー的には「体の流れと構造を整えること」で、冷えはラクになる

 
 
 

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