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「体力は変えられる!でも“○○力”は年齢に逆らえない」 整体師が伝えたい“疲れにくい体”の育て方




どうも、天真堂です。




「若い頃は、ちょっと寝たらスッキリしてたのに…」

「最近は疲れが抜けない」

「頑張れるけど、そのあとがしんどい」


──そう感じている人、多いと思います。


でもね、ちょっと安心してほしい。

“体力”って、年齢に関係なく伸ばせるんです。

筋力も、柔軟性も、姿勢も、生活習慣しだいで十分変われます。


ただひとつだけ、年齢を重ねると逆らえないものがある。

それが回復力なんです。






■ 疲れが“取れにくくなる”メカニズム


患者さん(50代・男性):

「トレーニングはできるんだけど、翌日から筋肉痛が続いて…なんか抜けないんですよね」


天真堂:

「それ、“体力”の問題というより、“回復力”の低下ですね。原因は筋肉よりも“内側”にあります」




加齢とともに落ちていくのは、次の3つ!!!!


  • 回復ホルモン(成長ホルモンなど)の分泌量

  • 血流・リンパの循環スピード

  • 副交感神経の優位状態になりにくさ


つまり、「体を治す仕組み」が弱まってくるんです。


疲れをリセットするには、

・呼吸が深くなる

・内臓が動く

・血が巡る

・神経が休まる


この流れが必要。でも、年齢とともにこの“通り道”が硬くなってくる。





■ オステオパシー的「回復力」=“構造のゆとり”



オステオパシーでは、

「構造が整えば、機能は戻る」という基本の考えがあります。


筋肉や神経、内臓を包んでいる膜(ファシア)や骨格の位置が崩れると、

回復のスピードがガクンと落ちます。


天真堂:

「40代以降の人ほど、“治る力”を引き出すには、“詰まり”を取ってあげることが最優先です」





■ 体力は上がる。でも“無理が効く体”とは違う

運動で体力はついても、「夜ふかししても平気」とか「寝ればなんとかなる」が通じなくなるのが回復力の低下。


だから、年齢とともに必要なのは:


  • 疲れにくい体の使い方

  • 回復しやすい環境(姿勢・呼吸・血流)

  • 回復モードに切り替えるルーティン


この3つを持ってる人は、年齢を重ねても“動ける人”になります。





■ 今日からできる「リカバリー体質」チェック&ケア


【チェック】疲労回復力が落ちているサイン


☑ 寝ても翌朝スッキリしない

☑ 体がだるくて集中できない

☑ お風呂に入っても冷えが残る

☑ 食後に強い眠気が来る

☑ ストレッチで余計に痛くなる




【ケア】天真堂おすすめ・回復力ルーティン


  1. 夜の「深呼吸3セット」

    → 横隔膜を通して副交感神経スイッチON


  2. 朝の「体をゆらす」

    → 背骨や骨盤のリズムを整えて血流促進


  3. 週1回の“詰まりチェック”

    → 姿勢・骨盤・肋骨の動きに注目(整体でのメンテ推奨!)





患者さん:

「“体力あるのに動けない”のは、そういうことだったんですね」

天真堂:

「はい。“頑張れる体”じゃなく、“回復できる体”を育てていきましょう」





【まとめ】

  • 年齢とともに変えにくくなるのは「回復力」

  • 呼吸・血流・神経の“通り道”が回復を左右する

  • オステオパシーでは「整えることで回復を取り戻す」

  • 体力は育つけど、“無理が効く”体は戻ってこない

  • 回復できる体=年齢に左右されない“動ける大人”の条件


 
 
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