「体力は変えられる!でも“○○力”は年齢に逆らえない」 整体師が伝えたい“疲れにくい体”の育て方
- 整骨院 天真堂
- 6月4日
- 読了時間: 3分
どうも、天真堂です。
「若い頃は、ちょっと寝たらスッキリしてたのに…」
「最近は疲れが抜けない」
「頑張れるけど、そのあとがしんどい」
──そう感じている人、多いと思います。
でもね、ちょっと安心してほしい。
“体力”って、年齢に関係なく伸ばせるんです。
筋力も、柔軟性も、姿勢も、生活習慣しだいで十分変われます。
ただひとつだけ、年齢を重ねると逆らえないものがある。
それが回復力なんです。
■ 疲れが“取れにくくなる”メカニズム
患者さん(50代・男性):
「トレーニングはできるんだけど、翌日から筋肉痛が続いて…なんか抜けないんですよね」
天真堂:
「それ、“体力”の問題というより、“回復力”の低下ですね。原因は筋肉よりも“内側”にあります」
加齢とともに落ちていくのは、次の3つ!!!!
回復ホルモン(成長ホルモンなど)の分泌量
血流・リンパの循環スピード
副交感神経の優位状態になりにくさ
つまり、「体を治す仕組み」が弱まってくるんです。
疲れをリセットするには、
・呼吸が深くなる
・内臓が動く
・血が巡る
・神経が休まる
この流れが必要。でも、年齢とともにこの“通り道”が硬くなってくる。
■ オステオパシー的「回復力」=“構造のゆとり”
オステオパシーでは、
「構造が整えば、機能は戻る」という基本の考えがあります。
筋肉や神経、内臓を包んでいる膜(ファシア)や骨格の位置が崩れると、
回復のスピードがガクンと落ちます。
天真堂:
「40代以降の人ほど、“治る力”を引き出すには、“詰まり”を取ってあげることが最優先です」
■ 体力は上がる。でも“無理が効く体”とは違う
運動で体力はついても、「夜ふかししても平気」とか「寝ればなんとかなる」が通じなくなるのが回復力の低下。
だから、年齢とともに必要なのは:
疲れにくい体の使い方
回復しやすい環境(姿勢・呼吸・血流)
回復モードに切り替えるルーティン
この3つを持ってる人は、年齢を重ねても“動ける人”になります。
■ 今日からできる「リカバリー体質」チェック&ケア
【チェック】疲労回復力が落ちているサイン
☑ 寝ても翌朝スッキリしない
☑ 体がだるくて集中できない
☑ お風呂に入っても冷えが残る
☑ 食後に強い眠気が来る
☑ ストレッチで余計に痛くなる
【ケア】天真堂おすすめ・回復力ルーティン
夜の「深呼吸3セット」
→ 横隔膜を通して副交感神経スイッチON
朝の「体をゆらす」
→ 背骨や骨盤のリズムを整えて血流促進
週1回の“詰まりチェック”
→ 姿勢・骨盤・肋骨の動きに注目(整体でのメンテ推奨!)
患者さん:
「“体力あるのに動けない”のは、そういうことだったんですね」
天真堂:
「はい。“頑張れる体”じゃなく、“回復できる体”を育てていきましょう」
【まとめ】
年齢とともに変えにくくなるのは「回復力」
呼吸・血流・神経の“通り道”が回復を左右する
オステオパシーでは「整えることで回復を取り戻す」
体力は育つけど、“無理が効く”体は戻ってこない
回復できる体=年齢に左右されない“動ける大人”の条件