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ストレッチやってんのに悪化する人へ|その習慣、もうやめよう

どうも、天真堂です。



「先生、ちゃんとストレッチしてるのに腰が痛くなってきて…」

「ストレッチで体を柔らかくしてるつもりが、逆に肩がつらくなった気がします…」


こうした“やってるのに悪化するストレッチ問題”、実はけっこう多いんです。

今日は、整体師+オステオパシーの視点から、**「間違ったストレッチ習慣」についてのチェックポイントと対策」**をお伝えします。




患者さん:

「いや〜毎朝ストレッチやってるんですよ。でも、なんか痛みが取れなくて…」


天真堂:

「それって、もしかすると“伸ばしすぎ”かもしれません」




ストレッチって、「やればやるほど良い」「とにかく伸ばせば柔らかくなる」って思われがちだけど、

実は、やり方によっては筋肉を傷つけたり、防御反応で余計に固めてしまったりすることもあるんです。




■ そのストレッチ、無理に“引っぱって”ない?


患者さん:

「はい…痛気持ちいいくらいが効いてるって思ってました」


天真堂:

「その“痛気持ちいい”がクセモノです」




筋肉は、引っぱられすぎると「これ以上伸ばされたら切れる!」と判断して、自ら縮もうとします。

つまり、“過剰なストレッチ=筋肉の防御スイッチを入れる行為”になってしまうんです。


これが毎日続くと、どんどん柔らかくなるどころか、逆にガチガチになってしまう。




■ じつは、ストレッチより“動き”が大事


天真堂:

「ストレッチで一番大事なのは、“伸ばす”より“ゆるめて動かす”ことなんです」




オステオパシー的には、「体は連動して動いて初めて整う」と考えます。

止まった状態で無理に伸ばすよりも、関節や筋膜の滑りを取り戻す“動的ストレッチ”のほうが、自然に整いやすいんです。




■ これだけで変わる!ストレッチ前の3つの準備


【1】足首・股関節の“ゆるゆる回し”


・足首をクルクル10回ずつ

・股関節を軽く回すように膝をゆらゆら(仰向けでもOK)


→ これだけで、体の中心から巡りが生まれます。




【2】深呼吸して“脱力モード”へ


・鼻から3秒吸って、口から6秒かけて吐く

・お腹に手を当てて、上下の動きを感じながら3〜5回


→ 緊張状態で伸ばしても、筋肉はゆるみません。まずリラックススイッチを入れるのが先!




【3】伸ばす前に“揺らす”


・腕をブラブラさせる

・背中を丸めたり反ったり、リズムよく前後にゆらす

・腰や肩をゆる〜く回す


→ 固まった関節を軽く動かすことで、“伸ばせる状態”がつくられます。




患者さん:

「…正直、毎回グイグイやってました。筋がピリっとすると“効いた!”って思ってて…」


天真堂:

「それ、実は“体が悲鳴あげてる”サインかもしれません」




体は、本来やさしく触れて、やさしく動かして、気持ちよく呼吸することで変わっていきます。

「ストレッチ=がんばる」じゃなくて、「ストレッチ=ととのえる」感覚に変えてみてください。




【まとめ】


・ストレッチで悪化している人は、“伸ばしすぎ”が原因の可能性が高い

・筋肉は無理に引っぱられると、防御反応で固まってしまう

・オステオパシーでは、「動きのなかで整える」が基本

・呼吸・ゆるめ・リズムで、“伸ばす前の準備”を習慣にしよう

・がんばらないストレッチが、実は一番効く!

 
 
 

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