「猫背を直す簡単習慣|整体師のセルフケア法」
- 整骨院 天真堂
- 5月20日
- 読了時間: 2分
どうも、天真堂です。
「猫背って、自分でも直せますか?」「整体に行かないとダメですか?」
こういった質問、すごくよく聞きます。猫背ってクセになりやすい分、「もう仕方ないかも…」とあきらめてる人も多いけど、実は日常のちょっとした習慣で、改善していけるんです。
しかも、オステオパシーの考え方を取り入れると、より体にやさしく整えていくことができます。今回は、猫背を直すために今日からできる簡単セルフケアを紹介していきます。
■ そもそも猫背ってなに?
猫背は、背中が丸くなり、頭が前に出た状態のこと。よく見られるのは以下のパターン:
胸が内側に閉じる(巻き肩)
あごが前に出る(スマホ首)
背中が丸くなって腰が引ける
これ、実は**「背中が悪い」のではなく、体の“前側”が縮んでしまっていることが原因**なんです。
■ オステオパシー的に見る猫背の原因
オステオパシーでは、体はすべて「つながっている」と考えます。猫背の場合、単に背筋が弱いとか姿勢が悪いだけではなく、以下のような影響も見逃せません:
胸の筋肉(大胸筋)が硬くなって肩を前に引っ張る
横隔膜の緊張で呼吸が浅くなり、姿勢が崩れる
骨盤の傾きによって背骨のカーブが崩れている
つまり、「背中を伸ばす」よりも、“前を開く”ことや“深く呼吸する”ことが超重要なんです。
■ 今日からできる!猫背改善の簡単習慣
【1】深呼吸+胸ひらきストレッチ(1日2回)
両手を後ろで組む
胸を開いて、肩甲骨をグッと寄せる
鼻から吸って、口からふぅ〜っと吐く(3〜5呼吸)
→ 呼吸が深まると、姿勢も自然に整いやすくなります。
【2】壁立ちチェック(1日1回、30秒)
壁に「かかと・お尻・背中・後頭部」をくっつけて立つ
腰に手のひらが1枚入るくらいのスキマが理想
この姿勢を30秒キープ!
→ 「正しい姿勢」の感覚を体に覚えさせる練習になります。
【3】座り方を変えるだけでも効果アリ
骨盤を立てて座る(お尻をグイッと奥へ)
背もたれに寄りかかりすぎない
イスの座面に小さくタオルを敷いて前傾にすると姿勢が安定する
→ 長時間座る人にはこれがかなり効く!
【まとめ】
猫背は「背中の問題」ではなく、「前側が縮んでいる」「全体のバランスが崩れている」状態
オステオパシー的には、呼吸・内臓・骨盤など“つながり”も視野に入れると改善しやすい
今日からできるセルフケアで、“体が覚える正しい姿勢”を身につけよう
背筋を無理に伸ばすより、「胸を開く・呼吸を深める」ことが猫背改善のカギ!