top of page

「椎間板ヘルニアってどういう状態?わかりやすく説明するよ」

どうも、整骨院の先生です。

「ヘルニアって言われたんですけど…それってどういうことですか?」「手術が必要なんですか?」こんな不安の声、たくさん聞いてきました。

“椎間板ヘルニア”って言葉は知ってるけど、実際はよくわからないって人も多いと思います。

なので今回は、難しい専門用語は使わずに、ちゃんと伝わるようにお話していきます。


■ そもそも「椎間板(ついかんばん)」ってなに?

背骨って、「椎骨(ついこつ)」っていう小さな骨が積み木みたいに積み重なってできてます。

その間にあるクッション材が「椎間板」。ちょっとイメージしやすく言うと…

骨と骨の間に挟まった、弾力のあるゼリー入りドーナツ

このゼリーが、動いたときの衝撃を吸収してくれてるんです。


■ ヘルニアってどうなるの?

そのゼリー部分(髄核っていいます)が、ドーナツ(繊維輪)の壁を突き破って飛び出すことを、**「ヘルニア」**って言います。

で、これが神経に触れたり、圧迫したりすると

  • 腰の激しい痛み

  • お尻〜足にかけてのしびれや重だるさ

  • 前かがみになると痛みが悪化する

…みたいな症状が出てくるんです。


■ じゃあ、ヘルニア=手術なの?

よくある誤解なんですが、椎間板ヘルニア=即手術じゃないんです。

事実、ヘルニアの8〜9割は保存療法(=手術せずに治す方法)で改善していきます。

整骨院でのケアでは:

  • 周囲の筋肉をゆるめる

  • 骨盤のバランスを整える

  • 腰に負担の少ない姿勢・動き方を身につける

といった方法で、痛みを和らげ、自然に治る力を助けるアプローチをしていきます。


■ 日常で気をつけたいこと

  • 重いものを前かがみで持ち上げない

  • 長時間同じ姿勢を避ける

  • 座るときは骨盤を立てて深く座る

  • 寝るときは横向きで膝を軽く曲げる姿勢が◎

ちょっとしたことの積み重ねで、腰への負担って全然変わるんです。


【まとめ】

  • 椎間板ヘルニアは、背骨の間のクッションが飛び出して神経に触れる状態

  • 腰の痛みや足のしびれの原因になるけど、手術が必要なケースは一部だけ

  • 多くは自然治癒や保存療法で改善が可能

  • 整骨院では“痛みを軽くするための土台”を整えていくサポートができる

  • 不安なままにせず、早めのケアが大事

 
 
 

Comments


bottom of page