「椎間板ヘルニアってどういう状態?わかりやすく説明するよ」
- 整骨院 天真堂
- 5月20日
- 読了時間: 2分
どうも、整骨院の先生です。
「ヘルニアって言われたんですけど…それってどういうことですか?」「手術が必要なんですか?」こんな不安の声、たくさん聞いてきました。
“椎間板ヘルニア”って言葉は知ってるけど、実際はよくわからないって人も多いと思います。
なので今回は、難しい専門用語は使わずに、ちゃんと伝わるようにお話していきます。
■ そもそも「椎間板(ついかんばん)」ってなに?
背骨って、「椎骨(ついこつ)」っていう小さな骨が積み木みたいに積み重なってできてます。
その間にあるクッション材が「椎間板」。ちょっとイメージしやすく言うと…
骨と骨の間に挟まった、弾力のあるゼリー入りドーナツ
このゼリーが、動いたときの衝撃を吸収してくれてるんです。
■ ヘルニアってどうなるの?
そのゼリー部分(髄核っていいます)が、ドーナツ(繊維輪)の壁を突き破って飛び出すことを、**「ヘルニア」**って言います。
で、これが神経に触れたり、圧迫したりすると:
腰の激しい痛み
お尻〜足にかけてのしびれや重だるさ
前かがみになると痛みが悪化する
…みたいな症状が出てくるんです。
■ じゃあ、ヘルニア=手術なの?
よくある誤解なんですが、椎間板ヘルニア=即手術じゃないんです。
事実、ヘルニアの8〜9割は保存療法(=手術せずに治す方法)で改善していきます。
整骨院でのケアでは:
周囲の筋肉をゆるめる
骨盤のバランスを整える
腰に負担の少ない姿勢・動き方を身につける
といった方法で、痛みを和らげ、自然に治る力を助けるアプローチをしていきます。
■ 日常で気をつけたいこと
重いものを前かがみで持ち上げない
長時間同じ姿勢を避ける
座るときは骨盤を立てて深く座る
寝るときは横向きで膝を軽く曲げる姿勢が◎
ちょっとしたことの積み重ねで、腰への負担って全然変わるんです。
【まとめ】
椎間板ヘルニアは、背骨の間のクッションが飛び出して神経に触れる状態
腰の痛みや足のしびれの原因になるけど、手術が必要なケースは一部だけ
多くは自然治癒や保存療法で改善が可能
整骨院では“痛みを軽くするための土台”を整えていくサポートができる
不安なままにせず、早めのケアが大事
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